E5 道央自動車道(路線図) | 2020年8月15日(土)公開 | |||||
2021年5月2日(日)更新 | ||||||
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目次 | ||||||
○函館IC・JCT〜長万部IC ○静狩PA〜樽前SA ○苫小牧西IC〜札幌JCT ○札幌JCT〜深川IC ○音江PA〜美深北IC ○音威子府IC〜豊富北IC/凡例・備考 |
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函館IC・JCT〜長万部IC | ||||||
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【函館IC・JCT〜七飯藤城IC】 高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路(無料)である。函館ICでは一般道路(一般国道5号函館新道)と直結している。また、この区間には側道が設けられている。七飯藤城ICは一般道路(一般国道5号)が直結する構造となっている。 【七飯藤城IC〜七飯IC】 延長は約2kmと短いが、なぜか事業化されていない。この区間の一般国道5号(一般道路)は4車線あり、道の駅なないろ・ななえがあるものの、ボトルネックにはならなそうである。 【七飯IC〜大沼公園IC】 2006年2月の第2回国土開発幹線自動車道建設会議で新直轄方式(無料)に切り替えられた。この区間では「オオヌマトンネル」が建設されており、延長は7093mである。北海道最長の道路トンネルであり、危険物積載車両の通行ができないものと思われる。 【大沼公園IC〜長万部IC】 駒ヶ岳PAと国縫PAは用地は確保されているものの、計画止まり(塩漬け)のままである。そのため、会計検査院から改善要求がなされている。 森IC〜落部ICの間にある「鷲ノ木遺跡トンネル」は、切通し(切土)で施工される予定だったが、鷲ノ木遺跡(約4000年前)の発見と保護のため、トンネル構造へ変更された。同様の例は、E1A 新名神高速道路の信楽ICにおける鍛冶屋敷遺跡(紫香楽宮跡)(滋賀県)やE27 舞鶴若狭自動車道の私市円山古墳トンネル(京都府)、E11 高松自動車道の大代古墳トンネル(鳴門板野古墳群)(徳島県)、E3 九州自動車道の塚原トンネルにおける塚原古墳群(熊本市)などがある。 (2021年5月更新) |
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静狩PA〜樽前SA | ||||||
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虻田洞爺湖ICでは、有珠山噴火(2000年3月)によって接続する一般国道230号が損傷を受け放棄された。そのため、一般国道230号の新ルートに接続すべく、2007年12月、位置を西方約2.3kmに移動した。 虻田洞爺湖IC〜伊達ICの間にある「長流川橋」は、高速道路の河川橋としては日本最長(1772.5m)である。 有珠山SAは、ガソリンスタンド・売店・フードコート(いずれも非24時間営業)を有する休憩施設としては最西端となっている。また、本輪西展望所は上り線(函館方面)のみ、トイレと自動販売機のみ設置されている。 (2021年5月更新) |
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苫小牧西IC〜札幌JCT | ||||||
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上図では事業中となっている苫小牧中央ICは、2020年12月に開通した。苫小牧市には西と東のICがあるが、いずれも中心部から離れており、中央ICが出来たことで苫小牧西港や支笏湖へのアクセスが格段に良くなった。 苫小牧東ICはE63 日高自動車道と一般道路に接続しており、ICとJCTの併設施設と言える。 輪厚PAはガソリンスタンド・売店・フードコートがあり、中でもガソリンスタンドは道内の高速道路で唯一の24時間営業である。 札幌南ICを境に、函館方面は対距離制、E5A 札樽自動車道の札幌西ICまでは均一料金区間となっている。そのため、本線料金所が設置されている。 札幌JCTでは函館方面とE5A 札樽自動車道が直結しており、旭川方面が分岐側となっている。 (2021年5月更新) |
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札幌JCT〜深川IC | ||||||
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札幌南IC〜E5A 札樽自動車道の札幌西ICは均一料金区間、旭川方面は対距離制のため、札幌本線料金所が設けられている。 砂川SAは、ガソリンスタンド・フードコート・売店が設置されている最東端の休憩施設である。 (2021年5月更新) |
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音江PA〜美深北IC | ||||||
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【音江PA〜士別剣淵IC】 剣淵PAは長らく未着工だったが、現在は2025年度の完成を目指して事業中である。なお、道の駅絵本の里けんぶちをハイウェイオアシスとして連結することが計画されている。 【士別剣淵IC〜名寄IC】 2003年12月、第1回国土開発幹線自動車道建設会議で新直轄方式に切り替えられた。しかし、2006年2月の第2回国幹会議では多寄IC〜名寄ICを「当面着工しない区間(抜本的見直し区間)」として着工が凍結された。(この時、同様に凍結された区間としてはE1A 新名神高速道路の大津JCT〜城陽JCTと八幡京田辺JCT〜高槻JCT、E61 十勝オホーツク自動車道の足寄IC〜陸別小利別ICなどがある。)その後、2014年に凍結解除が妥当とされ、2016年に着工した。 【名寄IC〜美深北IC】 高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路(無料)である。当初、名寄IC〜美深ICは「名寄バイパス」、美深IC〜美深北ICは「美深道路」とされていたが、美深IC〜美深北IC開通時に名称を「名寄美深道路」に変更した。 なお、智恵文南入口は当初智恵文ICだったが、現在の智恵文ICが完成した時に名称及び構造が変更となった。 (2021年5月更新) |
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音威子府IC〜豊富北IC/凡例・備考 | ||||||
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【音威子府IC〜中川IC】 高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路(無料)である。現道(一般国道40号)は特殊通行規制区間(約18km)となっており、完成が待たれる。しかし、音中トンネル(延長4686m)の工事難航により、完成は当初の2018年度から2025年度に変更されている。 【幌延IC〜豊富北IC】 高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路(無料)である。 【豊富北IC〜稚内方面】 並行する一般国道40号が「更喜苫内防雪」として、豊富北IC〜稚内市街入口(約18.7km)を高規格化されている。防雪林や中央分離帯、ゆずり車線、副道、ハイパワーLED付き矢羽根(路肩標識)の設置がなされているほか、一部区間では最高速度を70km/hとしている(歩行者や自転車、原動機付自転車などは副道のみ通行可)。そのため、高速道路の建設はゼロに等しいのではないかと思われる。 (2021年5月更新) |
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